中国語の特徴

1.普通語

 中国は広大な地域で地域により様々な方言があります。 また、多民族国家でもあり約92%を占める漢族以外にも50を超える少数民族が存在します。 方言といっても日本と違い外国語のように全く意思疎通ができないのがほとんどです。そこで1950年代から1960年代にかけて共産党と人民政府により北京語音を標準音とし北方話を基礎方言とした公用語「普通話」が法律として定められ、各民族も普通話を学ぶことが推奨されるようになりました。
 ある一定の年齢を超えると普通話が全く話せないという年代の方々もいますが、最近の若い人達は基本的に普通話で問題なく会話ができます。

2.簡体字と繁体字

 簡体字(かんたいじ)は、1950年代に中華人民共和国で制定された従来の漢字を簡略化した字体体系です。中国大陸のほか、シンガポールなどでも採用されています。
 繁体字(はんたいじ)は、中国語において系統的な簡略化を経ていない筆画が多い漢字の字体を指します。現在では主に中華民国統治下の台湾のほか、中華人民共和国の特別行政区である香港・マカオで使用され、中華圏外の華人コミュニティーでも見られます。
現在の日本の漢字(新字体)は簡体字や繁体字と異なる部分多いですが旧字体は繁体字とほぼ同じです。また、本サイトでは中国大陸で用いられている簡体字で学習を行っていきます。

3.ピンイン

 中国語は全て漢字ですが、その読み方を表すために拼音(ピンイン)を使います。 日本語でいえば「ひらがな」のようなものです。アルファベットが使われているため外国人でも発音を把握しやすくなっています。 ピンインの音節はローマ字と声調の2つの部分で構成されています。ピンインは中国語の発音を無理やりアルファベットで表記していますのでローマ字読みで発音できない独特の発音がありますので注意が必要です。